富んでいる人たちよ。よく聞きなさい。あなたがたは、自分の身に降りかかろうとしているわざわいを思って、泣き叫ぶがよい。
自分の富を頼む者は衰える、 正しい者は木の青葉のように栄える。
主はこう言われる、「知恵ある人はその知恵を誇ってはならない。力ある人はその力を誇ってはならない。富める者はその富を誇ってはならない。
宝は怒りの日に益なく、 正義は人を救い出して、死を免れさせる。
たとえば、太陽が上って熱風をおくると、草を枯らす。そしてその花は落ち、その美しい姿は消えうせてしまう。それと同じように、富んでいる者も、その一生の旅なかばで没落するであろう。
あなたのうちの富める人は暴虐で満ち、 あなたの住民は偽りを言い、 その舌は口で欺くことをなす。
彼らの銀も金も、 主の怒りの日には彼らを救うことができない。 全地は主のねたみの火にのまれる。 主は地に住む人々をたちまち滅ぼし尽される。
あなたがたは泣き叫べ。主の日が近づき、 滅びが全能者から来るからだ。
よく聞きなさい。「きょうか、あす、これこれの町へ行き、そこに一か年滞在し、商売をして一もうけしよう」と言う者たちよ。
しかるに、あなたがたは貧しい人をはずかしめたのである。あなたがたをしいたげ、裁判所に引きずり込むのは、富んでいる者たちではないか。
しかるにエシュルンは肥え太って、足でけった。 あなたは肥え太って、つややかになり、 自分を造った神を捨て、 救の岩を侮った。
小麦および大麦のために、 農夫たちよ、恥じよ、 ぶどう作りたちよ、泣け。 畑の収穫がうせ去ったからである。
酔える者よ、目をさまして泣け。 すべて酒を飲む者よ、 うまい酒のゆえに泣き叫べ。 うまい酒はあなたがたの口から断たれるからだ。
言え、 あなたの母はししのうちにあって、 どんな雌じしであったろう。 彼女は若いししのうちに伏して子じしを養った。
このために、あなたがたは荒布を身にまとって、 悲しみ嘆け。 主の激しい怒りが、 まだわれわれを離れないからだ」。
苦しめ、悲しめ、泣け。あなたがたの笑いを悲しみに、喜びを憂いに変えよ。
祭司たちよ、荒布を腰にまとい、泣き悲しめ。 祭壇に仕える者たちよ、泣け。 神に仕える者たちよ、 来て、荒布をまとい、夜を過ごせ。 素祭も灌祭も あなたがたの神の家から退けられたからである。
主よ、み手をもって人々からわたしをお救いください。 すなわち自分の分け前をこの世で受け、 あなたの宝をもってその腹を満たされる 世の人々からわたしをお救いください。 彼らは多くの子に飽き足り、 その富を幼な子に残すのです。
彼らはそのちまたで荒布をまとい、 その屋根または広場で、みな泣き叫び、涙に浸る。
「人の子よ、預言して言え、主なる神はこう言われる、 嘆け、その日はわざわいだ。